海外留学を考える際に交換留学、語学学校に通う、ワーキングホリデービザを活用するなどいろいろな選択肢がありますが、カナダにはCo-opビザという特殊な仕組みのビザがあります。
今回は、その特徴と魅力をご紹介してまいります!
こんな方にオススメ
- キャリアに活かしたい
- 30歳過ぎてしまいワーホリに行けない!
- 専門スキルを身に着けたいが予算を抑えたい
Co-opって何?
様々な角度から説明できるのですが、まず一言でお伝えしますと、
専門課程とインターンシップのセットビザ
です!
専門学校に通った後に、そこで学んだ経験を活かすことを前提に、専門学校の協力のもとインターンシップで実践経験を積むプログラムです。
特徴としては、インターンシップも含めた機関で学生ビザを一括で取得できる点です。
(学生ビザの一種となります)
通常の学生ビザ、ワーホリとの違い
Co-opにすることで留学スタイルがどう変わるか?
具体的な事例でメリットを考えてみたいと思います。
学生ビザ
専門学校で勉強はしたけど、実社会で通用するか不安。。。
→Co-opなら学んだ経験を実際に活かす機会が与えられます!
ワーキングホリデービザ
バイトはしてたけど、あまり良い経験はできなかった。。。
→Co-opのインターンシップなら、プロフェッショナルな経験ができます!
さらに、自力でインターンシップ探すのでなく、プログラムとして学校も協力して確実にインターンシップができるように手配してくれます!
Co-op限定プログラム
さらに、下記分野のカレッジプログラムの中には、インターンシップが必須のためCOOPプログラムでないと参加できないコースもあります。
- カスタマーサービス
- 旅行/観光業
- IT関連
参加条件
IELTS4.5以上もしくはTOEIC550点以上
のプログラムが一般的ですが、それ以上が求められることもございます。
そのため、導入として数か月語学学校に通うことが多いです。
具体的な事例
実際にLCAにお問い合わせいただいた方々の事例から、Co-0pプログラムを決めるにあたっての注意点をご紹介します!
端的に申し上げますと、期間の設定に気を付けなければなりません。
事例1:現在の語学力はCo-opプログラムの申し込みには足りないが、大学を休学する1年の間にCoopまで経験したい!
→Co-opは6か月+6か月のプログラムがほとんどです。
そのため、語学学校での英語力アップ期間も含めて1年にあわせるためには、より短い期間で申し込めるCo-opプログラムを探す必要があります。
事例2:出来る限り長期滞在したい!
→2年程度(1年+1年)までのCo-opプログラムは用意されています。
また、長期滞在がご希望であればCo-opでなくカレッジにしっかり通い、ポスグラ(Post Graduation Work Permit)を狙うのも一択です。<後日ご紹介します!>
注意点
◎Co-opはあくまでも学生ビザの一種であるため、永住権の評価にはカウントされない。
◎州によっては、無給インターンシップでもCo-opができてしまう場合があるため、収入があることを想定して留学した際に資金不足になってしまうことも。
→ブリティッシュコロンビア州(バンクーバー)は確実に有給インターンシップになります。
◎就労(アルバイト含)可能な時間については下記のとおりです。
・事前の語学学校期間→不可
・前半の専門課程中→20時間/週まで
・インターンシップ→40時間/週まで
・ホリデー期間中→40時間/週まで