スイスといえば、「アルプスの少女ハイジ」。
ハイジのモデルとなった少女が実際に夏の間、おじいさんと過ごした場所が博物館になっていると知り、
スイスに行く機会があれば、是非一度ハイジの故郷を見てみたいと思っていました。
ハイジの村ってスイスのどこ?
ハイジの村があるのは、マイエンフェルト(Maienfeld)という街です(村といった方がよいのかもしれませんが)。
スイス東部の山岳地方グラウビュンデン州(Graubunden)のリヒテンシュタインとの国境付近にあります。
グラウビュンデン州といえば、高級リゾート地のサンモリッツやスキーのメッカ、ダヴォスがある州です。
山奥なので遠そうなイメージですが、チューリッヒから電車でわずか1時間ちょっとのアクセスの良い場所にあります。
博物館に到着
村に着いたら、キオスクがあるのでそこで博物館のチケットを買います。
博物館(屋外ですが)に入ると、ハイジの暮らしぶりを垣間見ることができます。
絵にかいたようなアルプスの美しさの中にたたずむ石造りの家は自然の景色に見事にマッチしていました。
家の内部には、作品が書かれた19世紀のハイジの暮らしぶりが良くわかるように展示されています。
入り口に置かれた山を下る時のソリや、スキー板、雪の上を歩くかんじきなどを見ると、まるで今も誰かが生活しているかのよう。
ハイジの村の高台には、ペーターの家以外にももう一軒おじいさんとハイジが過ごした家の再現があります。
こちらはログハウス風で先ほどの家よりもずっと小さく、可愛らしい家です。
屋根裏にはもちろん藁のベッドも置いてあり、私自身も幼少の頃に憧れたハイジのベッドルームです。
まさかのハイジトイレ?!
マクドナルドを見つけたので休憩がてら入ったところ、なんともかわいらしいトイレを発見!
トイレではありましたが、思わずカメラのシャッターを押していました。この村にいると、至る所でかわいいハイジに遭遇します。
日本では規格外のサイズとお味!
帰り道に立ち寄ったチーズ屋さんのパルメザンチーズも忘れられないほどおいしかったです。
チーズの名産地として有名でもある、スイス。乳製品は色々試してみる価値ありです。
大きなアトラクションがあるわけではありませんが、大自然そのものが醍醐味。
憧れのハイジの生活に思いを馳せ、ただただ美しい景色に日常を忘れられる旅もいいものです。