【長く続く株高傾向】
2024年2月13日の日経平均終値は前日(2月9日)比1066円55銭(2.89%)高の3万7963円97銭となりました。
海外留学を扱うLCAとしては、海外マネーがどのように日経平均に影響を与えているのかも気になるところ。
早速ちょっと調べてみました!
1年で10000円、約35%の上昇!
昨年2月が27000円近辺、今回の終値が37000円超えということで、1年間での上がり幅は35%程度となります。
ここ最近ではまれにみるような好調で過去最高値も視野に入っています。
海外投資家の影響
2022年度時点で日本株における海外投資家保有比率は約30%となっています。
中でも低PBRという、株価に対して会社の持っている資産が高いような銘柄が人気となっています。
「PBR1倍割れ」という会社も日本市場では多く存在し、それは乱暴に言うと「買収して即すべての資産を売るとプラスになる」というものです。
評価が低く、株価が低迷しているがゆえに起きる現象ですね。
【売買高】
株価ばかりが気になるところですが、毎日誰が株式を売り買いしているのか、というのもマーケットの動きを知るうえでは有効です。
様々な統計の間をとると、時期によりばらつきはあるものの、近年では海外投資家の売買高に占める割合は60-70%となっています。
保有比率30%に対して売買高が60-70%なので、相当売り買いを繰り返していることがわかりますね。
なお、その「海外投資家」のさらに内訳をみると欧米の投資家が70%以上になっているようです。
理由はあまり定かではありませんが、中国に大量の投資をしていた欧州/中東の投資家が昨今の情勢をみて日本株にシフトしているというのが有力な見方のようです。
上記のような海外マネーの影響力をみても、まだ日本が本格的に上昇基調にあるとは思いきれないところがあります。
しかし、海外からの評価が高いということはそれだけで未来が明るいと言えますし、株式市場の盛り上がりがどうにか家計にもプラスの影響を与えるようになれば未来は明るくなってくるような気がします!