フランス語を勉強したことのないひとでもなぜか知っている”je t’aime“(ジュテーム)。
愛してるという意味ですが、フランス人はあまりいうことがないそうです。
フランス人は愛情表現しない?
決してそんなことはありません!
フランスに移住したカナダ人ジャーナリストによると、フランス人の愛情表現はかなり強いそうです。
毎週のように花束をプレゼントしてくれるし、君は美しいなんて甘い言葉は毎日のようにささやいてくれる。
では、なぜ「愛してる」とは言わないのでしょうか。
動詞Aimerは「好き」「愛してる」
フランス語を学習している方からすれば当たり前なのですが、日本語の好き/愛している、英語でいえばLikeとLoveはどちらも動詞Aimerを使うようです。
これでは、フランス人男性の深い愛は表現できません!
ということで、この愛してるAimerに代わる様々な言葉を発明しては愛する人に投げかけるのがフランス人のようです。
ところ変われば言葉がかわる
当然のことに思えますが、こういった文化や単語の違いには時に感心しますよね。
エスキモーは「雪」をあらわす単語だけで数十種類あるとか。
日本語は同じ青でも紺、藍、など微妙な色の差に対して名前をつけています。
それならフランス語は「愛」をあらわ明日単語がたくさんあってもいいものですが、もとからある単語でなく自分で発明して伝えることに意義があるのでしょうね!
参考記事:BBC “Why the French rarely say ‘I love you’ “
https://www.bbc.com/travel/article/20210613-why-the-french-rarely-say-i-love-you