がん治療の医師、元患者の治療費計6700万円超を帳消しに
米アーカンソー州でがん治療に携わる医師が、元患者らの未払いの治療費総額65万ドル(約6755万円)以上を帳消しにする出来事があった。医師はCNNの取材に答え、患者らにとって多少なりとも助けになったのならうれしいと語った。
同州パインブラフで30年近くがんの治療院を営むオマール・アティク医師は、地域でともに暮らす人々が病気になった時の治療費の心配をしなくてはならない現状に対し、かねてある種の疑念を抱いていたと明かす。
「ただ、我が国のシステムはあいにくそのようになっている。多くの患者は幸運にも健康保険に加入し、恐ろしく高額なサービスや薬の費用をすべて支払うことができるが、中にはそうでない人もいる」(アティク医師)
パキスタンからの移民で4人の子どもを持つアティク医師は、昨年のクリスマスに合わせて、患者らの未払いの治療費を帳消しにすることを決めた。すべての患者にホリデーシーズンのカードを送り、その中で自分を信頼してくれたことへの感謝と、治療費の支払いの免除を伝えた。
提供元:CNN
URL:https://www.cnn.co.jp/fringe/35164869.html
アメリカの保険制度は日本のような全国民が利用できる公的医療保険制度というものがありません。
低所得者や、高齢者、障がい者には公的医療保険がありますが、国民の大半が企業の用意した民間の医療保険に加入します。
保険の金銭的な負担は重いため、アティク医師のような困っている方々を助けたい、今の状況だからこそ何かできることはないかとという行動力は、患者の方への思いやりがあってからこそですよね。
編集 BY HANNA
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