英ブリティッシュ・エアウェイズが備品セール 評価は賛否両論に
機内用スリッパやカップとソーサー、毛布、ベッドリネン、タオル、さらに配膳トローリーまで、すべて在庫棚から飛び立っていった。
イギリスの航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)が11月下旬から、旅客機の備品などの大量の在庫をオンラインセールで処分しようとしたところ、飛行機ファンやセール客が押し寄せた。
最初の24時間で5000件もの受注を獲得し、ウェブサイトは25万ページビューを記録した。パンかご6個ずつの1900セットは争奪戦になった。
しかし、セールの人気はあまりに高く、かえってPR的には問題になるケースもあった。
買い物に満足した顧客も多かったが、不満を抱いた利用者も多かった。ツイッターや口コミサイト「トラストパイロット」、イギリスの航空会社やホテルの特典情報をまとめる「ヘッド・フォー・ポインツ」などを見ると、商品の破損や紛失、未配達、BAやセール運営を担った「ワッタバイ」の対応不足などについて、顧客が不満を並べている。
「全てのお客様ができるだけ早く、クリスマスまでに注文品を受け取れるよう全力を尽くしています。まだ商品が届いていない方には連絡をして、お届けの途中だと保証しています」
その上で、「ウェブサイトの記載されている状態でなかった商品については」返金対応すると話している。
同じようなセールの第2弾はあるだろうか。
これについてBAは、「今回の成功や反省点を点検した上で、今後について判断する」としている。
(英語記事 BA in PR headache as bread basket sale goes stale)
元記事URL:https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-55211777
編集 GARCIA
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