冷戦時代に建設の独テーゲル空港が閉鎖、人々が最終便見送り
[ベルリン 8日 ロイター] – ドイツの首都ベルリンのテーゲル空港から8日、閉鎖前最後の便となるパリ行きのエールフランス機が、消防車の放水と歓声を上げる人々に見送られて飛び立った。
同空港は冷戦下の1948年、旧ソ連に封鎖された西ベルリンに物資を供給するため、フランス占領軍が数週間の突貫工事で建設。西ドイツの飛び地だった西ベルリンと世界を結ぶ玄関口の役割を果たし、1960年に初めて商用機の乗り入れが開始された。
こうした歴史から、ベルリン市民は同空港に特別な思い入れがあり、ソーシャルメディアには航空券に記載されていた同空港の略称を入れた「ありがとうTXL」の投稿が相次いだ。
同空港は、ベルリンの新国際空港が計画から9年遅れで先月末に開港したのに伴い、閉鎖された。
フランクパパ
ベルリンはドイツの首都だけど東西分断の名残で、旧西側にテーゲル、東側にシェーネフェルトという小規模な2空港が分立していたんだ。
テーゲル空港、お疲れ様!でも首都なのにこれまで日本からの直行便がなかったけど、新国際空港が開港してそれができるようになるかもね!
まなぶくん
提供元: ロイター
https://jp.reuters.com/article/germany-airport-tegel-closure-idJPKBN27P08G
編集 BY MAIKO