賢く学ぶ!ドイツ
非の付け所がない、ヨーロッパ経済の頼もしいリーダー
ドイツは欧米の中でもとくに経済力の高い国です。GDP(国内総生産)の高さはもちろんのこと、文化の分野ではクラシック音楽の本場であることでも有名です。
学問の分野でも、世界の大学ランキングのトップ200校の中にドイツ語圏の大学が21校ランクイン。
そして、ドイツの象徴的な魅力の一つが安全な国であること。ドイツを訪れた人が、街を歩いていて危険を感じることはまずないでしょう。夜でも危ないことはほぼないといえます。
このように、留学国として申し分なく、魅力に溢れた国なのです。
面積
約36万㎢ (63位)
人口
約8300万人 (15位)
公用語
ドイツ語
気候
北部は海洋性気候、中・南部は大陸性気候に属す。 山岳地帯の冬はかなり厳しい寒さだが、夏は湿度も低くさわやか。 春は比較的穏やかな気候だが、朝晩は冷え、天気の変動が大きく、寒い時もあれば初夏のように暖かいことも。
ドイツ語の母国でドイツ語を学びたい
豊かな国際感覚を身に付けたい
トリリンガルを目指したい(独・英・日)
本場の芸術、長い歴史と文化をリアルに感じたい
古城の宝庫
ドイツにはたくさんの古城が残されています。
その数なんと600越え!
国土がほぼ変わらない日本が200であることを考えると圧倒的です。
ドイツに残された古城は軍事的なものよりも、貴族の別荘や宮殿として建てられたものが多いため、外装、内装ともにちょっぴりメルヘンで、小さいころに憧れたおとぎの国やお姫様の世界そのものです。
中には「古城ホテル」として、実際に宿泊できるものもあります。
世界最大のビール祭り、オクトーバーフェスト
ドイツと言えば、ビール!
そんなイメージを象徴するのが、毎年ドイツのバイエルン州ミュンヘン市で開催されているオクトーバーフェスト。
現在では世界で最も規模が大きいお祭りとも言われています。
ミュンヘン市内の6つの醸造会社が運営する14の巨大ビールテントをはじめ、小さな屋台やアトラクションなど、一日ではとても回りきれない広大な会場(その広さ、東京ドームの約9倍!)で多くのビールが飲み交わされます。
約2週間の開催期間の間に、平均600万人もの来場者によって、700万リットルものをビールが消費されると言われるぐらいですから、まさに世界一のビール祭りですね。
ドイツで食べたい伝統料理
ハーブの効いたおしゃれな味、 ニュルンベルガー・ソーセージ
お皿からはみ出すような平べったい子牛のカツレツ
ドイツ中が熱狂!野菜の王様、 ホワイトアスパラの料理
コクがあってとても美味な 牛肉ロール煮込み
バラエティ豊富なドイツ料理
日本にいる友達に「ドイツ料理ってソーセージしかないんでしょ?」と言われることがよくありました。
確かにソーセージはドイツ人にとって国民食に違いありません。
しかし、知られていないだけで意外とドイツ料理はバラエティ豊かなのです。
ドイツ料理の特徴を一言で表すなら、「ボリュームたっぷりの肉料理」。何を作るにしても必ずお肉が登場します。
そして付け合わせには必ずと言ってよいほど、ジャガイモ料理が付いてきます。
しかし、そのじゃがいもがまた美味しい。
種類も豊富で料理も多種多様ですので、通常レストランでは注文の際に選択できます。
お魚料理もあるにはありますが、日本のように海に囲まれていないドイツでは伝統的な魚料理はそんなに多くありません。
海に近いリューベックやハンブルクという街に行くと、魚料理も有名です。
それ以外にも、生ハム、サラミ、ベーコンやチーズなど、素材の味だけで十分楽しめる美味しくて新鮮な食材が溢れています。
日本では決して手に入らないようなものが、安価な値段で売られています。
ドイツに行く機会のある方は、ソーセージだけに見えるようで意外と奥の深いドイツ料理をたくさん味わってみてください!
ドイツの物価 って、日本と比べてどうなの?
消費税19%って滅茶苦茶高いんですけど?
やっぱり生ハムやチーズって安いの?
- じゃがいも 10kg … 4 EUR (540円)
- 水 500mL … 1 EUR(135円)
- 牛乳 1L … 80 CENT(108円)
- 卵 12個 … 1.4 EUR(189円)
- ビール 500ml … 90 CENT(122円)
- 牛肉ブロック 1kg … 10 EUR (1350円)
- モッツエレラチーズ 200g … 1EUR (135円)
- 生ハム 200g … 1.99EUR (269円)
- コーヒー一杯 … 2EUR (270円)
- 家賃(アパート・個室)/月 … 約400EUR~(54,000円~)
※1ユーロ(EUR)=135円計算
ドイツの物価は消費税(厳密に言えば付加価値税)が19%なのに、日本よりも安いです(※食料品などの生活必需品は7%の軽減税率が適応)。
日本より高いのは、電気、水道、それに人件費のかかるものです。具体的にはレストラン等での外食、修理等の出張サービスなど。
また、都市の位置も需要なポイントです。
大きく分けると、旧東ドイツの都市(東側)は物価が比較的安く、旧西ドイツの都市(西側)は物価が比較的高い傾向です。
首都のベルリンは旧東ドイツなので物価は安め、一方、旧西ドイツだったミュンヘンやフランクフルトは物価が高めです。
首都の物価が安いというのも、なんだか不思議ですよね。
ベルリン
- 面積は東京23区より大きいけど人口は半分以下
- 「新しいパリ」と言われるほど、独立した若いデザイナーやアーティストが多い
- 都会なのに圧倒的に住宅街が多く、至る所に人々の生活感が溢れている
- 大国の首都なのに、マイペースに自由にのびのび暮らせる
ハンブルク
- ドイツ第二の都市であり、ドイツ最大の港を持つ物流拠点
- 海が近いので、ドイツでは珍しくシーフード料理が名物
- ミュージカルやバレエ、オペラ鑑賞が盛ん
- かの有名なビートルズが下積み生活をはじめた街
- 日本人のイメージするドイツ人(金髪、ブルーアイ、長身)率高い?!
フランクフルト
- 欧州指折りの金融都市として君臨し、高層ビル群が建ち並ぶ
- 大げさに言えば、約半数以上の人がファイナンス関係の仕事に就いている
- 直行便あり。ドイツの中で日本に一番行きやすい街
- 国際的な街。外国人だからということで目立つこともなく、周囲の人もいい意味で無関心
- 英語が通じ、英語のコミュニティや英語対応のサービスもある
ミュンヘン
- バイエルン州という土地柄、優しくて陽気な人が多く住みやすい
- オクトーバーフェスト(ビール祭り)で世界的に有名
- 大都会なのに女性が夜一人歩きできるほど安全
-
「バイエルンチケット」でバイエルン州周遊!(1人28ユーロ=約3500円でバイエルン州内を回れる鉄道の1日券)が人気
落ち着いた雰囲気が好きな方におすすめ
ボン
- かつての西ドイツの首都で、現在も首都機能の一部が置かれている
- 作曲家ベートーベンの生まれ故郷
- 有名なボン大学もあり文教都市としても知名度あり
- 近隣に賑やかな都市が多い中、コンパクトな規模と落ち着いた雰囲気で、留学都市としてもお勧め
ハイデルベルク
- ドイツの魅力をギュっと凝縮したような街。あまりに美しい街の景観に、ゲーテをはじめ多くの哲学者たちらもうならせた
- ドイツ最古の大学、「ハイデルベルク大学」があることでも知られる学生街。留学生も多く色んな国の学生に出会える
フライブルク
- 環境先進都市。電気はソーラーパネルですべて発電し、自然エネルギーを利用して生活。電気代がかからない!
- フランスやスイスへ電車で1時間以内でいける場所。美味しいものを食べにフランスへ行ったり、ハイキングをしにスイスへ行くことも
個性あふれる街に住んでみたい方におすすめ
ブレーメン
- グリム童話『ブレーメンの音楽隊』とドイツの人気ビールの一つ「ベックス」の醸造所で有名
- コンパクトな都市サイズで、フレンドリーで気さくな人柄、肩肘を張らない住み心地のよい雰囲気の街
- 州内最大の総合大学もあり、教育環境は抜群に整っている。穴場的スポットで、日本人の数もそれほど多くない
ドレスデン
- 東ドイツ屈指の観光都市。かつての華やかな宮廷都市は、「ドイツの京都」とも称される
- 高級陶磁器「マイセン」のふるさとでもあり、「バウムクーヘン」発祥の地でもある
- 1434年にスタートしたドイツ最古のクリスマス・マーケットも有名
- 大都市の中でも物価は安め。家賃200ユーロ/月のシェアハウスの物件を見つけることも十分可能
デュッセルドルフ
- 日本がいっぱい!日系企業のヨーロッパ拠点地であり、ドイツで最も日本人が多く住む
- 日本のスーパー、本屋、雑貨屋、旅行会社、日本人学校、日本人コミュニティ等、何でも揃っていて生活に困ることはない
- 街もきれいで住みやすく、いい感じに都会。初めての海外生活に不安が強い方にお勧めの街
- オランダやベルギーとの国境も近く、車で40分ほど
ケルン
- 6つのテレビ局がある「メディアの街」、世界最大規模の見本市が開催される「メッセの街」、「現代アートのメッカ」、「オーデコロン発祥の地」、地ビールの「ケルシュ」、ドイツ最大のカーニバルなどなど様々な特徴をもつ
- 非常にオープンな気質。初対面の人でも”duzen”(ため語)でOK。陽気でフレンドリーな人々が多く、外国人やゲイなどマイノリティもとても過ごしやすい街
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