【円安止まらず】
ニュースなどでも話題になっているかと思いますが、現在円安がまた急激に進んでいます。
今回は現状についての解説と、LCAが送金する際に用いるTTSレートについての説明も加えていきます。
ユーロ円は史上最高に迫る。アメリカドルも直近高値に
ちょっと歴史の話をします。
通貨ユーロは1995年にスペインマドリードで採択され、1999年1月に会計市場に導入されました。
2002年からは一般流通し、一時アメリカドルよりも安く取引されていたものの、基本的には「ドルよりも高い」通貨となっています。
現在157円近辺で取引されているそんなユーロの最高値(対円)は2007年6月に記録した166.35。
その最高値水準に迫っているのが今なんです!
アメリカドルは現状143円近辺となり、こちらも昨年の高値に迫ろうとしています。
ちなみに、オーストラリアドルやニュージーランドドルも円安傾向にあり、円が多くの通貨に対して一方的に安くなっています。
【景気状況と金利の格差】
為替の変動にはさまざまな要因がありますが、大きな要因としては日本経済に対してヨーロッパやアメリカの経済が好調であること。
そして日本がゼロ金利を維持する方針であるのに対して両国が金利を上げ続けていることにあります。
現在の為替レートが「高い」といえるかはまだわかりません。来年にはもっと円安が進行している可能性もありますので。。。
【TTSレートについて】
LCAでは為替レートの上乗せを一切いたしません!
三井住友銀行が提示するTTS為替レートのままで手続きをいたします。
(参考:三井住友銀行の外国為替情報)
https://www.smbc.co.jp/market/
実は、このTTSレートというのはニュースに出ているレートとは異なります。
旅行などする際に両替屋さんにいくと円から外貨に換えるときは高く、逆は安く交換されるのは体験された方も多いと思います。
そのように、銀行間の送金でも日本円を海外に送金する際には若干の上乗せが適用されます。
なので、ニュースで見ている為替レートそのままではない、という点は覚えておいてくださいね!
この円安傾向がいつまで続くかはわかりません。
もちろん、円高に向かう可能性もあると思います。
しかし、傾向としては景気と金利の格差によって円安の流れが強くなっておりますので、留学を予定されている方は、早めに送金手続きをしておくのも有効な手段となるかもしれません。