ホストマザーの味
Maikoです。
大学1年の春休み、オーストラリアのブリスベン近郊のホストファミリー宅に1ヵ月の間お世話になったことがありました。
家族構成は、お父さん、お母さん、娘のナターシャ(当時5歳)の3人家族。
ホストマザーのアビーは、とてもお料理が上手で、毎日おいしい家庭料理をふるまってくれました。
台所にはいつも調味料の瓶がずらりと並べてあり、見ているだけでワクワクしました。
またオーストラリアの人は家のリフォームを趣味にした方が多く、ホストファザーのダーヴィットも休みの日には、よく家具を作ったり家を直したりしていました。
思い出の中の彼は、大抵手に工具を持っています。
このキッチンの棚も彼が作ったものです。
画一的なデザインの多い日本のキッチンとは異なり、個性的で、用途に合わせて随所随所に様々な工夫がしてありました。
おやつも手作りのクッキーやケーキなど、滞在中一体どれだけの種類のスイーツを堪能したか覚えていないくらいです。
その中でも、特にミューズリーバーというナッツスティックが気に入った私は、さっそくアビーに頼んで教えてもらうことに。
翌日、材料の調達にでかけましたが、その時の衝撃は今でも忘れられません。
日本でナッツを買おうとすると、アーモンド一袋(200g)が約500円。
ナッツ類は高いので、なかなか大盤振る舞いでは使えません。
ところが、オーストラリアのナッツ専門店(そんな店があるのにも驚きましたが)では、庭仕事用のスコップでバケツにザバーッと好きなだけ入れてレジに持って行く。
ありこだり、色々なナッツをそれこそバケツ一杯買ったけれど、日本円で2,000円もしなかったのです。
その日から、時間さえあれば買ってきたナッツの分量を色々変えてオリジナルのミューズリーバーづくりに励んでいました
日本でも家族に作ってあげようと、帰国直前に、また例のナッツ専門店に連れて行ってもらい色々な種類のナッツを袋一杯買ってお土産に持って帰りました。
オーストラリアといえば、甘いスイーツのイメージが強い方が多いと思いますが、こんなに健康的なおやつを好んで食べている人も多いのです。
もちろん、スーパーでもいろいろな種類のミューズリーバーが売られていますが、大抵はとても甘いです。
オーブンさえあれば、簡単に自家製のおいしいミューズリーバーが作れますよ!
*実物の写真は残念ながらありませんが、これがミューズリーバーです。
こちらのニュースは、毎日、掲載と同時にTwitterでシェアしております。
ぜひ、フォローお願いします!